健康トリビア
脊椎分離症・すべり症
腰椎の一部に亀裂(分離)が生じ、このために腰痛がおきたり、
まれにすべりがおきたりする状態です。
腰椎の上下のつながりは、前方は柔軟性のある椎間板、後方は一対の
骨の突起が関節をつくっていて、ここで動く仕組みになっています。
この関節突起の間の部分に疲労骨折が生じたときに、この部分を分離といいます。
以前は生まれつきと考えていましたが、近年では骨の成長期に、スポーツなどで過度な
ストレスが腰にかかったときに多く見られる障害が残ったものと考えられています。
また、腰椎は全体として前え張り出した弓のような形をしています。
そして、第4,5の下位腰椎の椎間板は地面に対してすべり台のように傾いており、
このため分離があって関節突起による制動が効かなくなると、徐々に上の腰椎が前方へ
すべることがあります。すべりに移行する分離症は、そんなに多いものではありませんが、
すべりによって脊柱管の狭窄がみられると、坐骨神経痛などの原因となります。
まれにすべりがおきたりする状態です。
腰椎の上下のつながりは、前方は柔軟性のある椎間板、後方は一対の
骨の突起が関節をつくっていて、ここで動く仕組みになっています。
この関節突起の間の部分に疲労骨折が生じたときに、この部分を分離といいます。
以前は生まれつきと考えていましたが、近年では骨の成長期に、スポーツなどで過度な
ストレスが腰にかかったときに多く見られる障害が残ったものと考えられています。
また、腰椎は全体として前え張り出した弓のような形をしています。
そして、第4,5の下位腰椎の椎間板は地面に対してすべり台のように傾いており、
このため分離があって関節突起による制動が効かなくなると、徐々に上の腰椎が前方へ
すべることがあります。すべりに移行する分離症は、そんなに多いものではありませんが、
すべりによって脊柱管の狭窄がみられると、坐骨神経痛などの原因となります。